ドレスの基礎知識

新郎、会場とのバランスを考えつつも、まずは自分が気に入ったものを

会場の雰囲気が衣裳セレクトのポイント。ウェディング衣裳は花嫁の印象を決める大切なアイテムです。
式の3~4か月前頃が衣裳決定の目安ですが、人気のブランドはなくなってしまうこともあるので早めに動くのが安心です。レストランのように、会場がそれほど広くないなら、ボリュームのないシンプルなドレスの方がテーブル間も動きやすいでしょう。自分の選んだ挙式・披露宴会場にどんなドレスがはまるのかも考えながら選んでみてください。

〈基本的なウェディングドレスのスタイル〉

プリンセスライン

プリンセスライン
上半身は体にフィットし、ウエストの切り返しからスカート部分がギャザーやフレアなどでふんわり広がっている。かわいらしい雰囲気で、上品さもあります。

★似合う体型:小柄、ぽっちゃり系
★イメージ:キュート

Aライン

Aライン
全体のシルエットがAの形になっているシンプルなドレス。比較的どんな体型の人にも似あう人気のスタイル。清楚で上品な印象を与えてくれます。

★似合う体型:どんな体型でもOK
★イメージ:シンプル、上品

マーメイドライン
上半身からヒップまでは体にフィットし、裾が人魚のように広がるスタイルで、ボディラインにメリハリがでる。大人っぽい印象で優雅な雰囲気を感じさせてくれる。
★似合う体型:長身
★イメージ:大人っぽい、ゴージャス

スレンダーライン ウェディングドレス


スレンダーライン
身体にフィットしているが、マーメイドラインよりもボディラインが強調されず、Aラインよりは細めのシルエット。Aラインとの中間のソフトスレンダーもある。

★似合う体型:長身、細め
★イメージ:大人っぽい、シンプル

エンパイアライン
胸の下から切り替えがある、ハイウエストのドレス。
ウエストを締め付けず、スカートはストレート
なのでおめでた婚の花嫁さんにもおすすめ。

★似合う体型:小柄、細め
★イメージ:上品


衣裳決めの検討ポイント
自分の体型にあったドレスをチョイスできれば、コンプレックスも自信に変わります。
ドレス選びのポイントを押さえておきましょう。


細めの人
全体的にボリュームのあるドレスを選ぶのがおすすめ。ギャザーがたっぷり入ったプリンセスラインや、フリルやレースをふんだんに使ったものなども。パゴタスリーブでももたつき感が出ずにきこなせるでしょう。


ぼっちゃり目の人
Aラインで上半身をすっきりさせ、下半身にボリュームを持たせると全体的にメリハリが出てバランスがよくなります。ビスチェタイプのドレスなら上半身がよりすっきり見えるのでおすすめです。

背が高い人
スレンダーラインやマーメイドラインなど縦の線を強調したものをかっこよく着こなせます。肩幅があるがっちり体型の人は、アメリカンスリーブやオフショルダーなどでカバーを。


背が低い人
胸の下に切り替えがあるエンパイアラインは脚長効果があるのでおすすめ。カジュアルなパーティーならミニドレスでも。上半身にポイントのあるデザインだとバランスがよく見えます。

スリムに見せるには「3つの首」を出すのがおすすめ
ドレス選びのときに、体型の欠点をなるべく隠そうとする方が多いのですが、実は大胆に出した方が美しく見えます。例えば二の腕の太さを袖付きのドレス選びがちですがウェディングドレスの白は膨張色なので、かえって強調されてしまうことに。
首、手首、足首。3つの首を出すのがスリムに見せるポイントです。
隠すより、思い切って出す方が、かえって目立たず、ドレスをすっきり美しく着こなすことができますよ。

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